さて、家庭内LAN計画ですが、いきなしぱぱぱぱぱっとできるものではありません。紙に書く……とまで厳密でなくても(ホントはそれくらいした方がいいのかも)、頭の中で大体の計画は立てておかないとね。
現在、白砂家の「生きているパソコン」は以下の通り。
機種 | スペック | OS | 現在の用途 |
自作デスクトップ(白砂用) | PII300*2/512M/4.3G*2 | Win2000Pro | インターネット他 |
自作デスクトップ(妻用) | ATHLON 1G/256M/30G*2 | Win2000Pro | プログラム・ゲーム |
SONY VAIO | PII400/128M/12G | Win98SE | 仕事用 |
インターネットで使っているパソコンは、4年前の当時最高速だったPII300で動くもの。なんとなく「デュアルCPU」というのがかっこよさげで、わざわざデュアル+SCSIオンボードのマザーを買って組み立てました。今考えるとすっごい無茶をしてたと思います。なんせこれが始めてのWinパソコンなんだから(笑)。しかもそれまで白砂が使っていたのはSHARPのX1-turboII(爆)。ハードディスクなし、RAM640K(!)という脅威のスペックであった……。ちなみに今でもディスプレイ部分はテレビとして使わせていただいていて……ってこんな話はどうでもいいか。
もう1台のデスクトップは妻が自作したもの。以前まで使っていたのはAMDの550だったんですが、どういうわけかフロッピー・CD-ROM・ハードディスクと立て続けに調子が悪くなり、一念発起して1Gパソコンを作りました。私のより数段早い(泣)。
というわけで、仕事で使っているノートパソコンを除くと使えるパソコンは2台なわけで、それをLANで繋いでインターネット……となると以下のような編成が考えられます。
CATV − 白砂パソ − 紫パソ
これでも多分動くとは思うんですが、せっかくプロキシとして機能するんだからできれば現在あるパソコンはプロキシ配下(<という表現はあってるのか?)にしたい。その方がなんとなくセキュリティーっぽいし(笑)。
なんで、ここは是非とも現在死んでいるパソコン君に復活していただいて、このような編成でLANを組むのがいいだろうと。
CATV − サーバー − 白砂パソ&紫パソ
これで行こう。
で。
決めなければならないことがあって、それは各パソコンのIPアドレス。
名前も決めなきゃいけないんだけどそれはちょっと置いといて、それぞれのパソコンを各パソコンが認識するためにはIPアドレスというやつが必要なんです。正確にはパソコンではなくてLANボードごと、ってことになるのかな? 要するに、パソコンからの出入口にはなんか1コIPアドレスがいるというわけです。
で、白砂家の場合、CATV側からこっち(自分ち)のパソコンに来る部分については、固定アドレスではなく毎回違うIPアドレスが来るらしいんで考えなくてもいいようです。ただ、家庭内LANの部分について、それぞれIPアドレスを振る(自分で番号を適当につける)必要があります。
白砂は考えるのが面倒なんで、BJDのHPで解説してあるアドレスをそのまんま採用しました。だって面倒なんだもん。それに、マニュアルを読む時にいちいち自分のアドレスに置き換えて読む必要もないし。
ついでに名前も決めたので、LANのための機器構成はこんな感じになります。
機種 | コンピュータ名 | LANボード会社 | IPアドレス |
サーバー | kune | corega | ?(CATV側が割り振り) |
melco | 192.168.10.5 | ||
白砂用PC | hakusa | melco | 192.168.10.1 |
妻用PC | kukuri | melco | 192.168.10.2 |
サーバーはLANボードを2枚挿すので、コントロールパネルの画面で見て判り易いようにわざと違う会社の製品にしてあります。Macアドレスとやらをきっちりメモしておけば同じ製品でも問題ないんだろうけど、ぱっと見て判る方がいいでしょ。最近じゃどこの製品でもそんなに値段は変わんないし。
というわけで、編成は以上の通り。
まずは急遽死んでいるパソコンを引っ張り出して検査と修理。フロッピーは完全に死んでいるようなので取っ払いました。新しいのをつけてもいいんだけど、どうせネットワークで共有すればいいんだからということで外したまま(爆)。CD-ROMは生き返ったしハードディスクもきちんと動いているんで、これはこのまま生かすことに決定。非常に危ない選択だけど……。
で、1枚1500円くらいで買ってきたLANボードを、PCIバスにぶすぶす挿していきます。サーバー機には前述の通り2枚挿し。人によっては随分ここでトラブるらしいんですが、幸か不幸か(<不幸なんかい)、ウチのパソコンは何の苦もなく認識してくれました。かしこいぢゃないか(笑)。
とりあえずハードをいじくるのはいったんここまで。
IPアドレスの設定とかむつかしい(そぉかぁ?)話はBJDインストール後ということで、まずはBJDのインストールから入りたいと思います。