親のA氏はもちろん、B氏もメンゼンでどうやらテンパイしているようです。後ろで見ていたC君は、両者の手を見てビックリ! なんと2人の手は13枚のうち12枚が全く同じ牌ではありませんか!(つまり、1枚だけが違う牌)
C君が「B氏は出アガり満貫だな」と思っているところに、A氏から「ロン、48000!」の声。
さて、わずか1枚しか違わないA氏とB氏はどんな状況、牌姿だったのでしょうか。A氏はリーチを掛けていません。
A氏:
B氏:
問題B−14と違い、今度は片方はマンガン手なので作れる役満は増える。
しかし、「二人の手は13枚のうち12枚が全く同じ」という条件は変わらないので、やはり四暗刻ではない。四喜和、国士、清老頭もありえない。緑一色もダメだ。
となると残る役満は字一色。しかも七対子系と判断できる。
ここまでくればあとは簡単で、というかもう答えは出ている。どれか1枚を何に替えても同じ牌姿になるのだから。