A君とB君はどちらも子で、13枚とも全く同じ牌でテンパイしています。
唯一の違いは、B君は1フーロしていてメンゼンではないことなんですが、高目(もちろん同じ牌です)でロンアガリした点数を比較すると、B君の点数はA君のわずか6分の1にしかなりません。
二人の手を答えて下さい。
なお、リーチはかけておらず、ドラも関係ないものとします。
A君: ハネマンで12000点。
B君: チャンタ三色で2000点
とにかく高め安めの形をいろいろ考えていけばいい。また、1000点と6000点、なんていう点数はありえないので、A君の手はマンガン以上に限定される。マンガン以上の点数では、
A君の点数 | B君の点数 | |
マンガン | 8000点 | 割り切れず |
ハネマン | 12000点 | 2000点 |
倍満 | 16000点 | 割り切れず |
三倍満 | 24000点 | 4000点 |
役満 | 32000点 | 割り切れず |
となって、4000点なんていう点数もないので、A君はハネマン12000点、B君は2000点と推理できる。
あとは高め安めの形を考えればいいわけだが、鳴いて2000点と言うと、30符2飜か60符1飜しかない。鳴いて60符1飜で門前だとハネマン、なんていうてはさすがに不可能なので(笑)、符と飜も30符2飜に限定できる。
ここまでくれば、バカホンや対々、チャンタ三色など、限られた手役しか考えられない。あとは容易に推理できるだろう。