手牌14枚のうち、どれを切ってもピンフ確定、という牌姿を考えて下さい。フリテン可。ピンフ確定というのは「確定のテンパイ」という意味です。
例えば、
率直に言わせてもらうと、まず卑怯(笑)。だってアガってるし。
「何を切っても役満テンパイ」の場合、14枚の形はアガっていない形で、そこから「何を切る」でしたよね。ここでは、それが既にアガっている。これは盲点というか考えの外です。
しかし、冷静に考えると、「何を切っても平和テンパイ」というのは相当条件が厳しいです。平和テンパイであるということは、「何を切っても両面待ち」と同義ですから。
……と、自らを納得させたところで、それでもまだ解答には近づきにくいでしょうね。
平和の場合、両面であるということと同時に、雀頭は確保しておかなければならないわけですから。
しかし、雀頭を固定してしまうと、その固定した牌を切られた場合に困ります。
つまり、雀頭は確保しつつも固定してはならない→雀頭は流動的に、どこでも雀頭にならないといけないと言えるわけです。
ここで、全てが雀頭=七対子=二盃口の形に気づくかどうか?
これがこの問題解法のポイントになります。
ここに気づけば、雀頭は連続した数牌でないとメンツが作成できないということにも気づくと思います。そうすれば、解答の大車輪の形が見えてくるでしょう。
それにしても、アガってる形ってのはなぁ……(←まだ言ってる)