すでにシリーズとして認知された感のある東大将棋シリーズ。今回は▲4五歩と仕掛けていく形について解説している。
振り飛車側は▲2四歩に△同歩といくか△同角といくかに分かれるが、本書では△2四同角の変化がかなり詳しく掘り下げられている。出版時にかなり新手が出て、それに刺激されたためだろう。分量としては△2四同歩の方が多いが、変化の底の深さは△2四同角に軍配が上がる。
うしろの方には、もはや懐かしい感のある二枚銀などの急戦も載っている。米長流4六銀なんて久しぶりに聞いたなぁ(笑)。
東大将棋ブックス四間飛車道場 第4巻 4五歩
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