おなじみ東大将棋シリーズの第5巻。前回は5八玉型だったが、今回は6八玉型を解説している。また、少しではあるが▲5八玉型の最新形▲3六歩型についても触れられている。
相変わらずの編集方針だが、もう買う方も慣れているので間違って手を出すこともないだろう(笑)。完全にブランドが定着した感がある。
▲3六歩という新手についても、よくぞこのスピードでこれだけの情報を集めたなというくらい集まっている。絶対数としてはまだまだだが、出版から逆算すると、ほとんどリアルタイムに近い感じで棋譜を集めているとしか思えない。便利な時代になったもんである。どうでもいいけど、なんとか24万局集のデータを柿木形式にコンバートできないもんだろうか……。ホントにどうでもいい話だし、話題が違うし(笑)。
そろそろネタ切れの感があるこのシリーズ。そろそろ、読者からテーマを募集、なんてことを始めてもいいのではないか? なんてことをちょっと考えた。