法則シリーズ第4段。最後は大駒の飛角。
これで一応駒のシリーズは全て終えたはずなので、おそらく一段落ついたと思われる。
内容はといえばいつものように問題形式で手筋を紹介しているが、やはりいつものように初段前後、もしくは級位者を対象にしている感じだ。定跡手順の解説もいくつかあったりして、あくまでも基本手筋を紹介するだけにとどめている。
それをありがたいと感じる棋力の人は買い。
できれば、購入前にパラパラとめくって対象棋力に合っているかどうかを確認してほしい。
せっかく羽生をかつぎ出して本を出しているのだから、今度はもう少し高度な話にしてほしい。もちろん棋力の底上げも大事だし普及も大事なんだけど、羽生だからこそできることというのがあると思うのだ。