前2冊に続くシリーズ物。こうしてみると、毎月発刊しているようだ。
……どんな需要があるんだろうホントに。
否定的な言葉ばかりで申し訳ないが、どーも「単行本でわざわざ読む」ほどのもんかぁ? という気がするのだ。作品として楽しめるものであったり、普遍的な手筋が散りばめられているというのなら判る。作品と言うには実戦的すぎるケースも多々あるし、かといって体系化されている手筋というような感じてはない。というか、手筋であればそれを際立たせるために部分図で解説した方がいいと思うし。
しかしまぁ、この感じだと近々「五段の終盤」が刊行されるのは間違いないだろうから(笑)。4冊揃えてばばばばっといっぺんに解く、ということをすれば、少しは骨っぽいかもしれない。