入門用の1・3・5手詰めが24問ずつ、少し難しい5手詰めが6問、7手詰めが1問ある。
子供向けとは銘打っているが、大人の入門者にも薦めたい易しい良問が揃っている。特に「やさしい5手詰め」なんていうのはなかなかないから、詰め将棋が苦手だ、という人も一度チャレンジしてみるといいだろう。
ヒントがまた子供向けで易しいから(笑)、問題が難しいと感じた人は躊躇なくヒントを参考にしてほしい。こういう本の場合、重要なのは解くことではなくて詰め手筋を覚えることだ。極端な話、答えを見たっていいのである。
最後の7問は少し骨のある問題なので、本当の入門者はそこまで解く必要はない。
ちなみに、ヒントではじいさんが「▲3一龍」と言っているが、「▲3二龍」のことである。