いわゆる四間飛車vs4六銀の形。
今までも腐るほど(笑)本が出ているが、その最新作と思えば間違いないだろう。
最新の(といってもかなり前からあると思うのだが……)△3七歩と叩く反撃や、森安新手の△3六歩、△4五歩などの変化について解説しているが、東大将棋シリーズにしてはかなりオーソドックスな手順だと思う。
というのも、四間飛車急戦での四間飛車側の陣形が変わってきたからで、本書で解説しているようなオーソドックスな形にはならない。その辺については『東大将棋ブックス四間飛車道場 第6巻 最強1二香』に載っているので、そちらを参照して欲しい。