詰飛車問題集

作成日:2018.05.13
史上初の詰飛車問題集
著者 :石田 直裕
出版社:主婦の友社
出版日:2018-03-22
価格 :¥1,000(2024/09/01 14:19時点)
r1(評価:級位者)
r2(評価:初段~三段)
r3(評価:四段以上)

詰め将棋ならぬ「詰め飛車」。要するに王手王手ならぬ飛車取り飛車取りで飛車を取るゲームのことである。「シロートの将棋は飛車を取った方が勝ちだ」→「飛車を取る方法を鍛えれば強くなれんじゃね?」という発想の下から生まれたらしい。ほんとかよ。

詰め将棋でいうところの腹金や尻金、銀の割打ちといった初歩的なものから、角の利きでピンする手筋(図で言うと▲3三角△5一玉△4二飛の形で▲4三歩と打つような手。角の利きに睨まれて△4三同飛と取れない)なども解説されている。正直なところ、そういう発想で本書を読んでもあまり強くなれる気はしないが(笑)、毛色の変わった問題集ではあるので、初心者はいっぺん取り組んでみるのも悪くはないかもしれない。

第2弾はさすがに難しいだろうなぁ……。