詰将棋


 最強の詰将棋 初段・二段120題 実力判定初段のカベ、二段のカベを破る実戦問題
著者名青野 照市/監修

級位者 
出版社名 成美堂出版 初段〜3段 
価格 680円 4段以上 
感想

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 詰将棋 1手・3手・5手詰め 終盤の感覚を磨く202題
著者名勝浦 修/著

級位者 
出版社名創元社 初段〜3段 
発行年月/価格2002.6/1,200円 4段以上 
感想

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 詰将棋実力判定初段130題 実戦詰将棋、双玉形、長手数物まで出題!
著者名先崎 学/監修

級位者☆☆
出版社名成美堂出版 初段〜3段☆☆☆
発行年月/価格2001.9/680円 4段以上☆☆☆
感想

 まず驚いた。
 最初、いわゆる「詰む将棋」の本だと思っていた。
 違う。
 いや、最初はもちろん入門編だ。初段前後くらいまでをカバーしている感じだ。
 しかし、圧巻なのは後半。

なんでこんな難しい問題を載せんのよ(笑)

 ホントに。
 白状すると立ち読みしたので手元に現物がない。だから細かい手数などは忘れたが、2、30手の詰将棋もあったと思う。それなりに妙手もあったりして、久しぶりに「歯ごたえのある詰将棋」に出会った気になった。これが「9手詰パラダイス」とかだったら、最初っからこっちも構えてるからそんな気持ちにはなんないんだけどね。
 報知新聞に載ってる伊藤果の詰将棋くらい違和感がある、といったら判ってもらえるだろうか(笑)。
 あまりの驚きに、ムキになって3日ほど本屋に通って全問制覇してしまった。
 文教堂の店員さん、マジすんません。

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 3日間で強くなる将棋の本 詰め将棋を楽しみながら実力アップ
著者名伊藤 果/著

級位者☆☆☆
出版社名日本文芸社 初段〜3段
発行年月/価格2001.10/1,000円 4段以上
感想

 伊藤果といえば詰将棋で有名だが、今度は「超入門編」ともいえる詰将棋、いや、詰む将棋本を書いた。

読まなくていい(爆)。

 真面目な話し、伊藤果という人がどういう人かを知っている人が本書を読む必要は全くない。もちろん読むのは自由だけど。白砂も読んだし。ただ、薄々判っていることだと思うけど、ホントにホント、ガチガチの入門編なのだ(こんな表現はないか(笑))。
 なにしろ駒の動かし方が載っているくらいなので、詰将棋入門というよりは将棋入門といった方がいいと思う。しかしまぁ、他ならぬ伊藤果の著書である。ウソでもこのカテゴリに入れておかないといけないだろう。

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 中原誠の解いてごらんよ詰将棋
著者名中原 誠/著 日本棋道協会/編

級位者☆☆☆
出版社名フローラル出版 初段〜3段
発行年月/価格2001.12/1,300円 4段以上
感想

 

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 やさしい詰将棋180
著者名柴田 昭彦/著

級位者☆☆☆☆
出版社名弘文出版 初段〜3段☆☆
発行年月/価格2000.5/1,100円 4段以上
感想

 5手詰めから11手詰めまでの問題が計180問収録されている。
 鑑賞する「詰将棋」ではなく、終盤力を鍛える「詰め将棋」の場合、手数はこれくらいが適当だと思う。あんまり手数が長くても解くのが大変だし、3手詰めだと少し物足りない。
 特に、7手とか9手になると「ある狙いを持って指し手を進める」という構想力も問われてくる。単に場当たり的に手を読むだけではなく、目標を持って読みの方向を構築していく必要が出てくるのだ。
 初段前後の人は、毎日1問でもいいから少しずつ解いていくのがいいと思う。有段者は大会の前などに一冊まとめて解いていくといいだろう。11手くらいまでの「詰め将棋」なら、180問1時間もかからずに解けるだろから。

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 あっと驚く三手詰
著者名森 信雄/著

級位者
出版社名講談社 初段〜3段
発行年月/価格2000.10/950円 4段以上
感想

 

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 実戦の詰将棋 初段120題 実力判定初段のカベを破る最強の寄せ
著者名森内 俊之/監修

級位者
出版社名成美堂出版 初段〜3段
発行年月/価格2001.1/680円 4段以上
感想

 

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 実戦7手・9手の詰将棋初段 寄せに強くなる120題にチャレンジ!
著者名森下 卓

級位者 
出版社名成美堂出版 初段〜3段 
発行年月/価格2002.12/680円 4段以上 
感想

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 電車の中で解く二段次の一手
著者名毎日コミュニケーションズ/編

級位者
出版社名毎日コミュニケーションズ/編 初段〜3段
発行年月/価格2003.10/1,000円 4段以上
感想

 

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 初段をめざす詰め将棋 棋力がグングン上がる!
著者名羽生 善治/監修

級位者
出版社名成美堂出版 初段〜3段
発行年月/価格2004.3/880円 4段以上
感想

 

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 5手詰ハンドブック
著者名浦野 真彦/著

級位者☆☆☆☆
出版社名日本将棋連盟 初段〜3段☆☆☆☆☆
発行年月/価格2004.3/1,000円 4段以上
感想

 5手詰めだけを200問集めた詰将棋集。
 作成者はかつて”将棋界のマッチ”と言われた(笑)浦野真彦。名前だけでマッチとか呼ぶなよなぁ……

 看寿賞を取っているくらいだから(短編と、確か長編でもあったはずなんだけど、忘れた)、さぞかし難しい詰将棋かと思いきや、「詰め将棋」だった。観賞用ではなくて、勉強用の詰め将棋である。
 問題そのものは筋がいいというか「ちゃんとした5手詰め」なので(白砂には詰めパラとかの飛び道具飛びかいまくりの詰将棋は別世界のものに見えます(笑))、慣れている人であればさくさくさくっと解けていくと思う。白砂は立ち読みで全題制覇したが、かかった時間は45分くらいだった。これでも1割くらいは「おっ」と立ち止まっているので、決して早い方ではない。

 こちらのインタビュー(関西将棋会館ホームページ 別窓)で書かれているが、装丁にこだわったり、「ページをめくる前に答えが透けないように」ということで見開き4問ずつ出題としたり、かなり気をつかって作られている。装丁については、なんぼ気を使ったところで、中身が見えちゃえば「将棋の本見てるよ、キモっ」と思う人は思うだろうから、あんまり意味はないと思う(笑)。カバーかけちゃえばおんなじだし。意欲は買うけど。

 昔からこの手の本っていっぱい出ていたような気がするが、「5手詰」という手数と内容にきちんとこだわって作られた本はあまりなかったと思う。白砂は基本的に詰将棋の本は購入を薦めないのだが、これは買っても損はないのではないかな。

(2004.3.10 記)

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