将棋コラム更新

作成日:2005.08.27

 こんこん写真集をもう20回は見ている白砂です。

 今回のコラムは久々に自分の将棋から。
 こういう結末の将棋を取り上げていいのか……? という疑問はありますが、まぁ序盤研究なんでいいでしょう。

 うさぴょんの育ての親さんの勧めもあって、今回こうやって「人間代表」として参加したわけですが、いや大変大変。
 まず「うさぴょん」でつながらない。当人から「うさぴょんは拡張モードの通信しかできないから、うさぴょんで参加はできない」と掲示板で説明してもらったんですが、確かこないだ会ったときはうさぴょんでできると言ってたような……。いや、K-Shogiならできる、って言ってたのかなぁ。

 大会が始まってからも、コラムにも書きましたが人間側は切れ負けの嵐。ホントね、秒を読んでくれない秒読みほど辛いものはないね(笑)。
 緒戦のHit将棋こそ余裕で終われたものの、K-Shogi、TACOSともに意表の手を喰らって切れ負け。どっちも序盤だったから、多少不利になったとしても立て直しは利いたはずで、非常に痛い負け方だった。

 まぁ、もともとこの大会自体が「テスト大会」で、コンピュータがちゃんとLANで対戦できるかという試験がメインだった。なのでこういう愚痴は意味のない話ではあるんだけど、でも、実際に切れ負けをしてみるとこれが痛いんだわホントに(笑)。特に「実力以外&こちらの関知できない部分での負け」というのがとてもこたえる。この大会は単なる試験で、人間がいたってそれは単なる人数あわせの人柱以外の何者でもないってことは判ってるんだけども、やっぱ悔しいの。自分はつくづく将棋が、勝負が好きなんだなぁと思い知りました。

 こういう苦痛は精神衛生上よろしくないので、人柱であるということは重々判ってるんだけど、この先こういう大会があっても多分参加はしないと思う。まぁ、こういうことってのは、コンピュータ将棋を作ってる側の人には判んないことなのかもしんないなぁ……。