棋書紹介更新

作成日:2004.10.19

「四間飛車の急所3」が届いたので、早速。
 なかなか面白かった。これはまたしばらく寝る前のローテーションになりそう。

 下でも書いたことなんですが、最近、詰将棋創作にまた手を出してます。
 懸案だった双玉七色図式は完成したんで(これ以上は白砂には無理だ……)、詰パラに送りました。土曜日にメールを送ったんで、早ければ今週中にも結果が届くんでしょうね。とりあえず完全であれば個人的には満足なんですが……。

 今取り組んでいるのが、裸玉(爆)。

 いや、できっこないとは思うんだけど、逆説的に言うと裸玉はもう「発見」の世界だと思うんで、柿木将棋を駆使すれば白砂にでも創作(捜索?)は可能です。ただ、変化は広いんで、うまく使いこなさないと何日間でも柿木君は回ってます(笑)。
 とりあえず、△3一玉持駒飛角金銀桂というのが見つかって、「お、すごい」と思ってたら余詰があって、よくよく調べてみたら裸玉一覧に既に載ってました(泣)。あぅー。
 今は4筋と5筋に玉を置いて頑張ってます。どうも完全作がまだないらしいんで。

 こういうことやってると、「SETIみたく並列でPC使ってなんとかなんねーのかなぁ……」と思いますね。手柄が誰のものでもなくなってしまうという問題はあるんですが(笑)、新しい形が発見されるだけでも重要だと思うんですよねー。
 それと、読む方向をユーザーがいじれるといいですね。
 ある程度の候補手をツリービューでリスト表示して、ユーザーがこの変化、と指定するとその手の先を深く読んでくれるの。なんか、柿木にそのまんまかけてると、どうも並列に手を読み進めてるようなんで、それだと詰みそうな筋を集中的に読んでくれないから時間のロスになる(どうせ最後の検討では全部読まないといけないんだけど)。なので、とりあえず「詰みそうな筋で詰むのか詰まないのか」を知りたい時には役に立つと思う。もちろんその先に思いも拠らない詰み筋が転がってるかもしれないけど、考えたい図面はいくらでもあるんだから、効率的に検索していきたいよね。

 ……柿木さま、一つよろしく(爆)