いや、まさかこのページでこんなものを配布することになるとは……(笑)。
おそらく日本で5人くらいしか使わないんじゃないの? というソフトですが、まぁ、たまたまその5人のうちの誰かがこのページを見てくれて、使ってくれればそれでいいかな……と。
実は最後まで公開しようかどうか迷ったんですが、えいっ! と出しちゃいました(笑)。
直接の製作の動機は、つい最近のアルテマさんとのやりとりでした。
非常に濃いい(爆)内容のやり取りで、おかげさまで7七桂戦法の定跡が一気に増えちゃいましたが(笑)、その時に「分岐棋譜をそのまま柿木に入れられればなぁ……」と思ったんです。一手ずつ定跡を入れていくのは面倒ですから。
で、ますはPerlスクリプトをさっくりこしらえて、それで対応しました。2日くらいかかったのかなそれでも作るのに。まだまだシロートですから。
実際に使ってみたら、いやぁラクでラクで(笑)。悪手とかは自分で入れないといけないんで「再現」はするんですが、ないところに入れることとあるものを見ることでは処理時間が段違い。かなり早いペースで入力を終えることができました。
んで、せっかく作ったんだし、C++で作り直せばみんな使えて便利じゃーん、と。
ところがこれが甘かった。
Perlはかなり「いいかげん」なプログラム言語ですから配列の大きさを定義することもないし、正規表現が強力なんで判断文もすぐ書けるんです。これをC++に移植しようとしたら面倒で面倒で(笑)。BCBの正規表現コンポーネントがフリーで出てるんでそれを使おうかと真剣に悩んだんですが、結局それを使わずにAnsiStringsのメソッドだけでなんとかしました。
アルゴリズムも、ソースも、多分卒倒するほど汚いと思います(泣)。
結局、C++のプログラムは1週間くらいでできて、ReadMeを作るのにまた2日。で、さぁ公開だ……というところで、悪魔が囁いたわけです。
「使うんかこんなの……」
(笑)
その後の経緯は別ページを参照していただくとして、まぁ、そんなこんなで公開することにしました。
使ってくれる方がいらしたら、使ってやって下さい。
できたらバグ報告(きっとあると思うんで)なんぞもよろしくお願いします……。