あけましておめでとうございます

作成日:2003.01.17

 今年もよろしくお願いします。

 このHPも少しずつですが充実してきました。今年も、よりいっそう頑張ってコンテンツを作りつつ、もっと強くなるように努力していきます。応援よろしくお願いします。

 今回の更新は実質的にはなしです。間違いの修正と、「近代将棋」に紹介されたんでその告知を入れただけです。
 間違い、というのは「将棋は歩から」の値段で、2400円となっていました。実際は1400円で、これはタイプミスですね。
 実は、これと併せてもう一つ、森9段の名前の字が違うという指摘も受けています。しかし、こちらについては修正していません。

 これは白砂の考えですが、コンピュータで出せない文字は、現状で出しうる一番近い文字を出せばそれでいいと思っています。例えば、麻雀の言葉の一つに「タンヤオ」というのがあります。これ、白砂のページでは断公九となっていますが、実際は公の部分が違ってるんですね。「ハム」ではなくて「ノム」なんです。ホントは。
 でも、全員が外字登録できるわけでもなし、そこだけイメージにするのも大変だし、何より、断公九と表記することによって意味が伝わるのであればそれでいいのではないかと考えて敢えてそうしています。
 同じ理由で、森鶏二についても、敢えて「にわとり」を使っています。正式な表記が違うのも知っていますが、森けい二ではなく、森鶏二としています。この方がむしろ意味が伝わりやすい(表記として綺麗)と考えてのことです。

 これが紙媒体であれば、例えば大学の会報とかであれば、白砂は外字登録をしてでもちゃんと文字を出します。白砂一人が外字登録をして文字を作れば全員がちゃんと見られることですから。
 けれど、インターネットの世界では、現在のところこの字は出せません。だから、敢えて出しませんし、失礼を承知で誤字を使用しているわけです。
 これはもう、インターネットで伝える際の文化だと割り切っています。
 将来、B-TRONが業界標準になったらちゃんと文字を出します。あるいは、IMEに文字が入っていたらちゃんと変更します(風の噂で、出せると聞いた事もあります。知っている方がいらしたら教えてください)。
 しかしそれまでは、白砂は「表記の美学」に従って敢えて誤字を使い続けるつもりです。

 くどいようですが、実生活において、名前に誤字を使うことが失礼に当たることは十分に承知しています。例えば、森鶏二を森鶏次としてしまうのは失礼でしょう。代替することができるのにしないわけですから。
 そうではなく、コンピュータ上で表現できないものについては、コンピュータができる最大限の努力をして表記をする。それは、実生活のマナーを超えるコンピュータの「枷」であるとして納得してもらうしかない、というのが白砂の考えです。
 ご理解いただければと思います。