将棋コラム更新
久々のコラムです。
タイトル戦のネタなどもいろいろあって、最近ではこないだの▲3八香合の変化、あれなんか白砂も2chで手に汗握りながら見てました(見てただけね)。いろいろ書くこともあったんでしょうが、なんとなく「後発感」があったので控えてました。やっぱこのコラムはスキマ産業的な狙いのものだと思ってるので(笑)。
冬季オリンピックも終わり、荒川静香が金というとんでもなくものすごいことになりました。まさか金とは。いや、荒川の実力は認めてますよもちろん。
それより心配なのは美貴帝、じゃなかった安藤ミキティで、マスコミの報道に踊らされて日本中が4回転だと騒ぎ立てる始末。そのくせ荒川が金を取った瞬間に「フィギュアでは魅せる演技が大事。イナバウアー最高」ですよ(笑)。なに言ってんだこのニワカがと(笑)。
もちろん本人にも問題があるんでしょう。なにより本人自身が「技術力を上げることが世界の頂点に立つこと」と思い込んでしまっているフシがあります。まぁ周りが4回転万歳じゃしょうがないですけど、フィギュアスケートはあくまでも「芸術」スポーツなんですよ実際。
今回のことでいろいろな報道を見るにつけ、4年前の悲劇が頭をよぎります。
エレナ達の素晴らしい演技が、八百長疑惑とやらで塗りつぶされてしまいました。
日本の報道は相変わらずアメリカさんのポチ状態で、「転んだのに金、転ばなかったのに銀」でした。ひどいもんです。フィギュアは芸術だっての。
あのあとのエキシビジョンは最高でした。どっちが本当の金メダルに相応しいか、実によく判る素晴らしい演技でした。
4年経って、またぞろ「4回転を跳べればメダルも夢ではない」。おいおい(笑)。お前なんも判ってないだろうと。
『Number』見ました? 647号だったかな、五輪特集。シミュレーションとか題して、日本選手がいかにたくさんメダルを取るかという仮想記事を書いてるんです。
そこでは、荒川金メダル、村主銅メダルとなっていました。
スルツカヤは銀。大統領からの直接電話があり、緊張のあまりミスをしてしまったんだそうです。
いやもう、なんつーか……。
そういう貶め方をしてなにか楽しいんでしょうね。
もともと、Numberはひたり切った記事を書くことがあるので余り好きではありませんでした。機会があったら、その号のフィギュアスケートのページをご覧になってください。これをいいと思って書く神経が白砂には判りません。ものすごく「気味が悪い」です。読んでて。いやまぁ個人の主観なんですけど。
ただ、それでも、スポーツに対して真摯に向き合う姿勢はあったと思うんです。スポーツ誌として。その専門誌がこの体たらくですよ。お前は東スポかと(笑)。
スポーツ誌がこれです。ワイドショーなんか言うに及ばずです。おまけに解説の佐藤はもともとアメリカ万歳ロシア嫌い系で、もうバイアスかけまくり。あんたは「解説」をしなさい。誰が「感想」を求めてんだって(笑)。
まぁ、そんなこんなで、せっかくのおめでたい出来事なんですが、なんだか素直に喜べません。いや、もちろん嬉しいですし喜んでるんですが、それとは別の部分の「負」の部分があまりにも大きすぎる気がしました。
大丈夫なんだろうか女子フィギュアは……。
真央タンに期待するしかないか(<我ながらキモい(笑))