皆さんの意見を見ていて思うのは、現在トップを取っている時、あるいは2位でトップを追っている時については、ほぼ打ち方は決まっているということです。例えば、トップの時は手役を捨て早めに局を進めることを前提とする、とか…… |
これもshoutamaiさんからの質問です。
こうやって改めて見てみると、結構質問なさってるんですねぇ。本人も驚いてるんじゃないかな(笑)
さて、表題にもある通り、ここでのテーマは「ラスの時の(主にオーラス近くでの)打ち方」です。
shoutamaiさんの言う通り、オーラスの打ち方は様々ですし、正直言って逆転トップなどという方が稀なわけですから、ここでのテーマは「いかに形作りをするか?」とも言えそうです。
ちなみに「形作り」というのは将棋の用語で、負けそうな方がみっともない負け方をしないように、無様にならないようにと指し手を進めることを言います。言葉がピッタリだったので使ってみました。
それから、「これは展開なんかい」と思われた方もいるかと思いますが、まぁ麻雀の打ち筋にかかわることということでこの項に入れてみました。新たに項を設けるよりもいいだろうということで、ご容赦下さい。
さて、まずは私の意見から。
というのも、レスが一番早かったんです。
私は通称「アナの毛まで抜くぞルール(要はトビなし)」で打ってますのでちょっと違うかもしれませんが,自身のアガリに全力を尽くします。たとえそれが1000点でも、です。 |
まぁ、当時のYahoo! は500文字でしたから、どうしてもこういう舌っ足らずな表現になっちゃうんですよね。書いた後2つに分けるというのもめんどくさいし。
だからというわけでもないんでしょうが、さっそくミヤさんからの突っ込みが入りました。
subjectは、「白砂さんへ:トップの邪魔について」
普段麻雀をしていると、オーラスどうあがいても自分の着順を変えられないときってありますよね。自分がもし着順の変わらない和了りをした場合、まわりが「なんだよそれ」と思うのが悪いから、そういうことは極力しないのが、まあ人間なんですよね。 |
うーん……。
いや、ミヤさんの言うことが判らないわけじゃないんですけど、どうも個人的には頷けないんですよね。
どういうことなのかは、まずは掲示板に書いた返事からどうぞ。
なんて言うのか,逆の立場に立てば判ることなんでしょうが、やっぱりトップを争っている際に「ツモ、ゴミ」とかやられると「くぅーっ」「をいをいー」とは思ってしまいます。それは否定しません。 |
これは実は穏やかな表現をした方でして、私の言いたいのはつまりこういうことなんですよ(←ジジィの回顧録モード発動)。
結局、麻雀というのは個人個人がぶつかっていくゲームであって、参加者の4人が「作る」ゲームではないのではないかと。
この「トップの『邪魔』をしない」という考え方は、白熱したトップ争いに水を注さないようにする、という意味ですよね。でもこれって、見方を変えればトップ争いを演出しているわけですよ。
消極的に、ではありますが。
積極的に2位の者に肩入れをして盛り上げているわけではありませんが、でも、参加者が一人減るということは麻雀ではものすごいメリットですよね? そのメリットを与えているということ自体、演出に参加していると私は考えてしまうわけです。
で、また、自称上級者に限って終局後に「2着からハネマンじゃトップ変わんないしさ……」とかなんとか言うわけですよ。
これが私はすっごく厭なんです。
「高みから見下ろす」なんてのは穏やかな表現で、これって究極的には「お前を見逃してやったんだよ」ってことでしょう? トップを取れないからとかそういう理屈は判りますが、しかし、私はそんなことよりもまず「俺ってほら、強いからさぁ。お前からアガっても意味ない時にはアガらないんだよ。よかったよなそれで2着取れたんだから」みたいな悪意しか感じないんです。
あの時は掲示板でもあったし、ミヤさん個人がこういう人ではないということは想像がつきましたから無駄な争いを避けましたが、私が言いたいのはつまりこういうことだったんです。
……ひょっとして、みなさん、
引いてません?(笑)
改めて穏やかに言いますと、私としては、白熱したトップ争いに水を注さないという行為よりは、常に4人が楽しめる、全員が生きている(トップ争いに参加する)麻雀をしたいなと思います。
最近どこかの掲示板でオーラスの順位の変わらないアガリについていろいろ言っているのがありますが(<てめぇも参加してんだろうが(笑))、私に言わせるとそれはラスの人が「最後に一花咲かせた」くらいにしか考えられません。「ここでコイツの方が早かったのかぁ、残念残念。……さて、次の半荘行こっか」でおしまいなんです。
なんで道徳とか美学とか言い出すのかが私には理解できません。
さて、今回はここまで。次回は別の人の話をしましょうね。
この人怖いよー、止めらんないよー、……と感じた方、正直に掲示板で告白しなさい(笑)。