7枚形の聴牌に行く前にもうちょっと寄り道します。いったい何枚形なのかちょっと判定が難しい形についてです。
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
 (![]()
待ち)
 はどうでしょう? 萬子が取り除けるのは明らかですね。問題は![]()
![]()
の順子です。
![]()
![]()
![]()
![]()
の4枚形と考えると単純なリャンメンになりますが、
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
 の7枚形と考えると5はカンチャンにも取れるからです。
 さあ、困った。待ち牌の種類を考えると4枚形として十分なのですが、待ちの取り方まで考えると7枚形としなければいけません。
 しかしここでは、![]()
![]()
があってもなくても![]()
待ちであることに変わりはないわけですから、これを4枚形と扱ってしまおうと思います。
 このように待ちを最小限の枚数で表現できるように取り出すことを「最小化」、そして取り出した形を「最小形」と呼びたいと思います。
 他の例では、
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
 となる全体形に対し、![]()
![]()
または![]()
![]()
を取り除いた
![]()
![]()
![]()
 または ![]()
![]()
![]()
![]()
が最小形になります。最小形は必ずしも1つにならないのが頭の痛いとこですが、あんまりこだわらないで行きましょう。