平和に始まり平和に終わる……?

「麻雀は平和に始まり平和に終わる」などと言われますが、平和ってどうですか?
 私自身は重要な手役であるという認識には変わりありませんが、大好きとも思えないです。私の思うイマイチな点は

(1)ツモれば安い
  30符→20符になるのでツモっても1.3倍にしかならない

(2)なんか読まれてるような気がする
  どうアガいても両面。

    「ふふん待ちかな」
    (うっ、図星……(汗))

  ってことないですか?

(3)役が確定しない(ことが多い)
  3色、一通、イーペー、純チャン、ど低めツモってがっくり。

 ということで、積極的にピンフにしたいという場面って意外と少なくないでしょうか?

 デミさんの投稿です。わざわざ気を遣って戴いて、「わたせん」掲示板にも書いてくれました。

 提起があれば素早くレス、というのが「わたせん」の常識(そおかぁ?)。ということで、早速レスを。

 そう言われてみれば、平和ってそれほど積極的に狙わないような気がする。
 というより、なるべく平和のみでは終わらせたくないと思うからからかもしれませんが、平和の上に乗せる手役(イーペーや三色等)に意識がいくからではないでしょうか。
 で、それらがうまくいかないとき、仕方なく平和のみに終わる、と。

 思うに、平和という役はピザでいえば下地にあたるのでは。
 で、上にどのようにトッピングするかが手役の追及で。

 ちなみにピザの上に乗せるのは私はサラミが一番好きなんですが。逆にシーフードはちょっと合わないような気がします。
 大体、チーズと魚介類ってどうにも合ってないような感じがするので好みではありません。

  私が思うに、魚介類は元々嫌いなんでピザにも乗せたくない。ナスも嫌いなんでやっぱりピザにも乗せたくない。
 なのに、

なんで
ナスと魚介のハーフ&ハーフ
を頼むんだ紫!!

 え? 話が違う……?

 金風さんの意見でしたが、私はやっぱりタマゴが……じゃなくって「平和下地説」には私も賛成です。ハナっから平和のみを狙う奴がいる筈もなく、「えーっと、ここは三色狙いで……」を基礎に、「あとタンヤオ」「あと平和」となるんだと思います。
 だから、積極的に平和を狙っていく場合はなくても、「ここでちょっと回せば平和」なんて時には狙いに行く、要するに潜在意識下の手役であると(なんじゃそりゃあ)。

 この私の考え方をさらに明確に、さらに鋭角化したのが、「私の戦術論」でもお馴染みの伏土竜です。

>積極的にピンフにしたいという場面って意外と少なくないでしょうか?

 私の場合は、オーラス1000点が必要でなおかつリーチ棒も出したくなく、さらに翻牌も喰いタンもできないという苦しい場面以外では、積極的にピンフにしようと思いません。

 私は門前が条件となる役はすべてリーチの付属役と考えています。
 さらに、これらの付属役は「リーチを狙う過程でたまたまなったならそれでよい」程度に考えます。

 ピンフの出現率が高いことは間違いありません。
 だからこそ「麻雀は平和に始まり平和に終わる」といわれるのでしょう。
 けれども、あくまで付属役であって主体役でない、というのが私の平和考です。

 下地、という表現を付属役・主体役という形で明確にしてくれました。
 もっと詳しい説明は、こちらへどうぞ。


 さて。
 デミさんの「平和の欠点」に対しての回答もありました。
 ラッキーさんです。

 私も平和は多いです。

>(1)ツモれば安い
>(3)役が確定しない(ことが多い)

 タンヤオでドラが一枚あればリーチして満貫(白砂注:メンタンピンドラ1)ですから破壊力は充分では?
 リーチ棒一本の投資効果が非常に大きいです。

>30符→20符になるのでツモっても1.3倍にしかならない。

 満貫以上にするようにしましょう(^^)

>(2)なんか読まれてるような気がするどうアガいても両面。

 多面張は駄目?
 平和にならない受けを含めた変則多面張(みたいなのね)も含めれば悲観することはないのではないでしょうか?

 皆さん書かれている通り、平和は「狙う」役というほどのものではないですね(^^)

 この答えを聞くと、やっぱり平和は付属役なんだなぁ……という思いを強くしますね。
 簡単に1飜がつけられる役として重宝はしますが、それをメインに据えるわけではないと。

 やっぱり平和は、「できればいいや」の役なんですかね……

 平和擁護派募集します(笑)