デミリッチの多面張理論

第1章 基本編その2

(3)リャンメンとペンチャンは本質的には同じ

 ……と書くとまた違和感があるかもしれませんが、待ちを考える時には、

ペンチャンは「片方のないリャンメン」

 と考えて問題ありません。
 例えば、

 は、0と3待ちのリャンメンだけど、0という牌がないので待ちだけになった、という考えです。
 同様に

 も、7と10のリャンメン待ちといっていいでしょう。また、

 は待ちですが、036待ちと考えると、

 の待ちと形式的には全く同じであることが判るでしょう。

 一方、リャンメンとカンチャンとは、全く違うものと認識した方がいいでしょう。

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