デミリッチの多面張理論

第1章 基本編その4

(5)「待ち」の定義

「待ち」という言葉についても曖昧なので、決めておきましょう。

「待ち」とは…

テンパイしている手牌を和了させうる牌。
ただし、その手牌で5枚目の同一牌を求める場合、その牌は待ちに含めない

 また、手牌の一部分であるテンパイ形についても、それが求めている牌を待ちと呼んでいいでしょう。

「5枚目の同一牌」について補足すると、

  

 は待ちではなく、待ちです。自分の手でを4枚使い切っているからです。
 メンゼンでも同様で、

 待ちではなく待ちです。
 5枚目のはどうやっても手に入らないからです。

 一方、

 の場合は、が場に4枚切れていようと100枚切れていようと、これは待ちです。
 要は、「○待ち」という場合にはあくまでも自分の手だけで完結すると考えて下さい。

あ〜、先が長い
(2章につづく)

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