ここまで紹介してきませんでしたが、イーシャンテンの形としてのの形を、カンチャンが2つ並んでいることから、リャンカン形といいます。
決して好形とは言えませんが、メンツを計算しやすい形ですので覚えておいて損はないでしょう。
リャンカン形を含めて、これまでに解説してきた形を効率順に並べると
複合形
リャンメン
リャンカン
カンチャン シャンポン
ペンチャン
の順となります。
また、他から孤立しているか、それとも何らかで関連しているか、も優先順位に関係します。
カンチャンとシャンポンの優劣については、はっきりとした優劣はありません。これは時と場合によります。
以上が形の効率についてです。
「その1 牌の効率」と合わせて、手牌を効率よく進行させるための理論について解説しました。
ここまでが理解できれば、手牌については効率よく進行させられると思います。
しかし、麻雀は得点を競うゲームであって、アガりのスピード・効率を競うゲームではありません。高い得点を得ることが麻雀の勝ちにつながるのです。
次は、高い得点を得るための効率について解説していきます。